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29歳動物好き独身男の気ままなブログ

アメリカ旅行記〜シェルターへ〜

さて、いよいよ楽しみにしていたシェルター見学。

 

市が運営するシェルターと民間が運営しているシェルター両方を案内してもらいました。

 

僕が見たありのままを伝えたいと思います。

 

どう感じるかはみなさんにお任せします。

 

長くなると思いますのでお時間のある時に呼んでくださいね。

 

まずは市が運営するシェルターへ。

 

 

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入り口はこんな感じ。

 

見た目も可愛くておしゃれ。

 

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miyukiさんはここで3月までボランティア活動をされていた方。

 

中の様子を詳しく教えてもらいました。

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受付を過ぎるとこんな感じの廊下があって、それぞれ犬・猫・小動物と別れています。

 

 

 

 

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犬の部屋に入るとピットブルがいました。

 

ここにいる犬たちは自由に見学可能で、adopt(譲渡)が可能な犬たち。

 

この子もとっても大人しくて良い子でした。

 

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エリザベスをつけているこの子もとっても良い子。

 

部屋は暖かく、とても過ごしやすい環境でした。

 

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入り口に書かれているのはその子たちの情報。

 

どこから来たとか、手術済かどうかなど必要な情報がすぐ見れます。

 

この日は犬は少なめ。とっても良いことです。

 

 

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犬たちの情報掲示板。廊下にあります。

 

どの子もみんな可愛い。

 

 

 

 

 

 

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この日はいませんでしたが、小動物も保護されています。

 

 

 

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猫の宿舎に貼られていた可愛い貼り紙。

 

きっと子供が一生懸命書いてくれたのでしょう。

 

 

 

 

 

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I am a sweet lap cat (とっても可愛い抱っこ猫よ)

 

 

 

 

 

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情報としてはこんなことも。

 

ここは触ってはだめ。ここは触ったら気持ちいいよと情報が書いてあります。

 

譲渡希望の人が来た時にはすごく参考になりますね。

 

こういう一手間は本当に素敵だと思います。

 

 

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ボランティアさんと一緒に過ごす猫。

 

ちゃんとボランティアさんから愛情をもらってます。

 

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僕も少しながら寄付をさせてもらいました。

 

寄付をするとクリスマスツリーにメッセージを飾れるので拙い英語で僕も。

 

 

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素晴らしい施設です。

 

職員の方もボランティアの方も、みんな使命感を持って活動されているのが伝わりました。

 

 

そして次は民間最大規模のシェルターSPCAさんのところに。

 

なんとこの施設の隣にあるんです。

 

サンフランシスコでは民間シェルター、市のシェルターが協力しあって成り立っているそうです。

 

ボーダーレスの連携をとるこの姿勢、本当に素晴らしいです。

 

 

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この施設、獣医、トレーニング、犬、猫、倉庫と本当に日本のコストコくらいの広さがあります。

 

いや本当に信じられないんだけど、これが全て寄付で賄われているというからさらに驚きです。

 

それと全く関係ないのですが、、

 

これまで本当にパン数枚しか食べてない生活だったのですが、miyukiさんに会って日本語で会話しているうちに緊張の糸が切れたようで、、、

 

一気に疲れが押し寄せて来て、立ちくらみと目眩がひどく、写真があまり良いのが撮れていなかったです・・・。

 

 

なんとか雰囲気だけでも感じてもらえれば嬉しいです。

 

すみません。

 

 

 

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中に入ると会社のオフィスのような感じに。

 

めちゃ広いです。

 

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中はこんな感じの仕切りになっています。

 

 

 

 

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ここの真ん中部分は室内ドッグラン。

 

ここで譲渡希望の人が一緒に遊んだりするそうです。

 

とにかく写真に収まりきらないくらい広いし大きいです。

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それぞれの扉の前にはこんな感じのディスプレイが設置されています。

 

 

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で、この写真をクリックすると

 

 

 

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こんな感じで詳細が表示されます。

 

本当もうハイテク過ぎる。そして綺麗過ぎる。

 

衛生面も見た目も全てが日本のペットショップ以上のクオリティです。

 

 

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コミュニケーションを図るためのおやつを入れる箇所もありました。

 

ここから入れてあげると喜んで近づいて来ます

 

 

 

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この子もそんなうちの一頭。とっても可愛い子です。

 

 

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早く入れておくれと待ってるこの子もとっても可愛い。ピットブルミックスでした。

 

やはりミックスの割合が圧倒的に多い。

 

 

 

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シェパードとピットのミックスの子。

 

 

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中には寝ている子も。

 

壁も床も本当に綺麗で清潔感があり、素晴らしい環境でした。

 

 

 

 

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手前の席で、譲渡希望の方とスタッフさんがミーティングをしていました。

 

ここなら本当すぐに決まりそう。

 

 

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ここは猫の部屋。サンフランシスコの有名なゴールデンゲートブリッジをモチーフに作られてます。

 

 

 

 

 

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こちらも名物のケーブルカー。

 

 

 

 

 

 

 

 

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可愛い町並みを再現した部屋まで。

 

きちんと見せることにもこだわりを感じます。

 

miyukiさんも言っていましたが、見た目よりも中身が大事なのはその通りだけど。。。

 

見た目も綺麗であるに越したことはないし、現にこう言ったおしゃれな部屋だったり広い清潔なところにいる子なら迎えたいと思う人も増えるはず。

 

なんども言いますが、これら全て寄付で賄われているそうです。

 

それが何よりのすごいところ。

 

アメリカはチップ文化がある、というのはもちろん関係しているとは思うのですが・・・それよりも日本人がもつ、動物愛護という言葉に対しての理由のない拒否感だったり猜疑心の方が問題かと僕は感じました。

 

素晴らしいものは素晴らしい。それはきちんと声をあげて行動して初めて物事は動いていく。

 

まだまだ日本はそこが遅れてしまっているのかなと、感じました。

 

もちろん日本もいいとこいっぱいあるけどね。

 

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こちらはトレーニング棟。かなりの広さもあり、飼い主さん同士の間に仕切りもしてあって、犬たちが興奮しないようになっています。

 

この日はトレーナーさんによる一般飼い主さん向けのトレーニングでした。

 

 

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駐車場から見たSPCAの施設。これでもまだ一部です。

 

本当に大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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僕は犬たちと触れ合う時に、かわいそうと思うのは失礼だと思っています。

 

かわいそう、と人間が思った瞬間に本当にこの犬たちはかわいそうになってしまう。

 

僕の大好きだった日本で保護活動をされていた方の言葉で

 

「保護犬」という言葉が保護犬を作る。

 

彼らは犬。それ以上でも以下でもない。

 

と言っていたことが今でも頭に残っています。

 

最後に僕が一番心に響いた言葉を紹介します。

 

 

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先ほどの市のシェルターに貼られていたものです。

 

 

ADOPT

If you cant adopt

FOSTER

If you cant foster

SPONSER

If you cant sponser

VOLUNTEER

If you cant volunteer

DONATE

If you cant donate

EDUCATE

 

里親になりませんか?

 

もしそれが無理なら

 

一時的でも受け入れしてみませんか?

 

もしそれが無理なら

 

この子たちのスポンサーになりませんか?

 

もしそれが無理なら

 

ボランティアしてみませんか?

 

もしそれが無理なら

 

少しでも寄付をしてみませんか?

 

もしそれが無理なら

 

彼らのことを知ってみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は一番下のEDUCATEすらしていませんでした。

 

彼らのこと、中途半端に関わるよりは知らない方がいいだろうと勝手に自分で思ってました。

 

でもこの子たちに会って、実際目で見て感じて、僕の考えは変わりました。

 

みなさんはこれをみてどう思うでしょうか?

 

それぞれが感じてくださったことがあるのなら

 

それがきっと正解なんだと思います。

 

たとえ何もしなくても

 

ここまで読んでくださったあなたならきっと何かを感じたはずです。

 

きっと動物たちが大好きなはずです。

 

何かを感じたら少しでもいいので、何でもいいので行動していきましょう。

 

僕も自分に言い聞かせてます。一緒に頑張りましょう。

 

最後まで見てくださってありがとうございました(^^)